シニアの就業率は年々増加傾向に

少子高齢化の進む日本では、近年シニア世代の就業率が増加傾向をたどっています。

実際、総務省のデータによると、2011年までは高齢就業者数は571万人であったのに対して、2021年では909万人と倍近くまで増加しています。

出所:総務省「統計からみた我が国の高齢者」

公的年金の受給年齢が実質65歳に引き上げになったことから、60歳代のシニア世代の就業率が増加していることが見て取れます。

また、2012年から出生率の高かった「団塊の世代」の人たちが65歳となり始めたことも、シニア世代の就業率が増加した要因の1つであると考えられます。