5. 老齢年金請求書(事前送付用)の確認ポイント
「老齢年金請求書(事前送付用)」とは、年金を受給するための大切な書類となります。
必要事項に記入して提出することで、年金の支払いが開始されます。
例えば2023年5月8日に書類が送付されるのは、下記の生年月日の方が対象です。
- 昭和33年8月10日~8月20日生まれの男女
- 昭和34年8月10日~8月20日生まれの男性
- 昭和36年8月10日~8月20日生まれの女性
男女で生年月日が異なるのは、特別支給の老齢厚生年金の対象となる生年月日が異なるためです。
書類が届いたら、記載事項に「もれ」や「誤り」がないか確認しましょう。
確認後、必要事項を記入して返送します。持参して直接提出することも可能です。
6. 年金関係の書類には必ず目を通す
年金関係で送られてくる書類は意外に多いものです。
時期によっては、「公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」や「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」など、まだまだ重要な書類がたくさん届きます。
すべて関係があるものと思い、しっかり目を通すようにしましょう。
書類で年金の目安額を知り、老後計画に役立つこともあります。
早めに年金目安額を把握できれば、足りない老後資金をコツコツ貯め始めることができるでしょう。
参考資料
- 日本年金機構「【 主な行事・通知書発送の年間予定表 】」
- 日本年金機構「年金額改定通知書と年金振込通知書(一体となったもの)」
- 日本年金機構「年金決定通知書・支給額変更通知書」
- 日本年金機構「通知書の見方を調べる」
太田 彩子