日々の暮らしの中で、公的機関から送られてくる書類は意外に多いものです。

税金関係の書類などには比較的目を通すものの、中にはほとんど見ないまま放置している書類はありませんか?

通知書にはさまざまな種類がありますが、一見するだけではその重要度がわからないことがあります。

今回は「年金関係」にフォーカスをあて、送付される主な重要書類を解説します。

これまで意識したことがないという方も、一度確認してみてはいかがでしょうか。

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1. 【年金の重要書類】5月~6月に送られてくる主なものは

まずは日本年金機構のサイトより、5月と6月に送付を予定している書類をみていきましょう。

1.1 5月送付予定

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出所:日本年金機構「【 主な行事・通知書発送の年間予定表 】」

出所:日本年金機構「【 主な行事・通知書発送の年間予定表 】」

1.2 6月送付予定

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出所:日本年金機構「【 主な行事・通知書発送の年間予定表 】」

出所:日本年金機構「【 主な行事・通知書発送の年間予定表 】」

「老齢年金請求書(事前送付用)」や「年金証書」など、重要そうな書類が並びます。

次章では、特に注意したい書類や確認ポイントを見ていきましょう。

2. ねんきん定期便の確認ポイント

ねんきん定期便とは、国民年金および厚生年金保険に加入している方に対し、毎年の誕生月に送付される書類です。

手元に届いたら、まずは加入記録に「もれ」や「誤り」がないか確認しましょう。

転職や結婚の手続きがうまくいかず、空白期間になっているケースもあるため、ライフイベントの変わり目はとくに確認したいところです。

次に将来の見込みとなる年金額も見ておきましょう。

ただし、50歳未満の方に届くねんきん定期便ではこれまでの加入実績のみしか反映されていないため、見込額が少なく感じるかもしれません。

3. 年金額改定通知書・年金振込通知書の確認ポイント

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出所:日本年金機構「年金額改定通知書と年金振込通知書(一体となったもの)」

出所:日本年金機構「年金額改定通知書と年金振込通知書(一体となったもの)」

原則として年金受給者には、毎年6月に年金額改定通知書・年金振込通知書が届きます。

1年間の年金決定額だけでなく、年金から天引きされるお金や実際の振込金額が記載されるため、家計を考える上でとても重要な書類となります。

4. 年金決定通知書・支給額変更通知書の確認ポイント

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出所:日本年金機構「年金決定通知書・支給額変更通知書」

出所:日本年金機構「年金決定通知書・支給額変更通知書」

年の途中で年金年額に変更があった方には、「年金決定通知書・支給額変更通知書」が届きます。

まずは変更された年金額を確認しましょう。

改定のあった月ごとに記載されており、一番下段に記載された金額が最新のものとなります。

次に、変更となる理由も念のため確認が必要です。不明点があれば、お近くの年金事務所が相談窓口となります。

5. 老齢年金請求書(事前送付用)の確認ポイント

「老齢年金請求書(事前送付用)」とは、年金を受給するための大切な書類となります。

必要事項に記入して提出することで、年金の支払いが開始されます。

例えば2023年5月8日に書類が送付されるのは、下記の生年月日の方が対象です。

  • 昭和33年8月10日~8月20日生まれの男女
  • 昭和34年8月10日~8月20日生まれの男性
  • 昭和36年8月10日~8月20日生まれの女性

男女で生年月日が異なるのは、特別支給の老齢厚生年金の対象となる生年月日が異なるためです。

書類が届いたら、記載事項に「もれ」や「誤り」がないか確認しましょう。

確認後、必要事項を記入して返送します。持参して直接提出することも可能です。

6. 年金関係の書類には必ず目を通す

年金関係で送られてくる書類は意外に多いものです。

時期によっては、「公的年金等の受給者の扶養親族等申告書」や「社会保険料(国民年金保険料)控除証明書」など、まだまだ重要な書類がたくさん届きます。

すべて関係があるものと思い、しっかり目を通すようにしましょう。

書類で年金の目安額を知り、老後計画に役立つこともあります。

早めに年金目安額を把握できれば、足りない老後資金をコツコツ貯め始めることができるでしょう。

参考資料

太田 彩子