おひとりさま「30~50歳代の貯蓄事情」とは。貯蓄ゼロの割合も
まずは、30〜50歳代のおひとりさまの貯蓄事情を確認しましょう。
金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査【単身世帯調査】(令和4年)」によると、30〜50歳代で金融資産を保有していない単身世帯の割合は以下のとおりです。
なお、金融資産を保有していない世帯には「生活費はあっても、運用や将来の備えのための貯蓄がない世帯」を含みます。
おひとりさま30~50歳代で貯蓄ゼロの割合
- 30歳代:32.4%
- 40歳代:35.8%
- 50歳代:39.6%
30〜50歳代のおひとりさまの約3〜4割が貯蓄ゼロです。
一方で、50歳代のおひとりさまの平均金融資産保有額は1048万円、中央値は53万円となっており、人によって貯蓄額にかなり差があることがわかります。