新NISAで運用した資産は年いくら取り崩せるか

新NISAは非課税期間が無期限になったため、積立てた資産は非課税運用を続けながら取り崩せます。

2000万円のNISAの資産を運用しながら、65歳から90歳までの25年間で取り崩す場合、1年間にいくら取り崩せるかは資本回収係数を用いて求められます。

  • 年利2.0%(資本回収係数0.0512):102万4000円
  • 年利3.0%(資本回収係数0.0574):114万8000円
  • 年利5.0%(資本回収係数0.0710):142万円

2000万円を単純に25年で割ると1年あたり80万円のところ、運用を続けながら取り崩すと、より多くの資産の受け取りが期待できます。取り崩し中には運用商品の値下がりによる資産の目減りのリスクもあります。

しかし、積立開始から50年もの長期運用なので、短期の値動きの影響は限定的であると基本的には考えられるでしょう。