メルカリは4月17日に「Z世代の行動特性や価値観とクレジットカード利用に関する調査発表会」を開催しました。同社はフリマアプリサービスが有名ですが、2022年11月からクレジットカード「メルカード」も発行しています。
そもそものクレジットカードを取り巻く最新の環境として、「コロナ禍によるネットショッピングの増加」と「キャッシュレス決済の浸透」があります。
総務省が発表しているネットショッピング利用「家計消費状況調査」によると、ネットショッピングの利用世帯割合は2012年が21.6%だったのに対して、2022年は52.7%まで伸び、過半数を超えました。キャッシュレス決済比率も経済産業省の調査で、2022年に36.0%と10年前の2倍以上に伸びています。
【クレカの利用実態】メルカードの4つの特徴
環境の変化を捉えて、クレジットカードも「アプリファースト」や「ナンバーレス」、「支払いの柔軟性」という新たな特徴を備えたものが登場してきています。メルカードはまさにそうしたクレジットカードの1枚。主な特徴は下記の4つです。
1. メルカリアプリから1分で申し込みが完了
メルカリで取引をするために必要な本人確認(eKYC)が完了していれば、最短1分で申し込みが完了します。またカードの現物も最短4日後に普通郵便で受け取ることができます。
2. メルカリアプリで見える化・管理できる
メルカードの利用履歴はメルカリアプリで確認することができるだけでなく、即時の支払通知や利用上限金額の設定、支払いの一部精算などで細かく管理することができます。
3. 支払いタイミングや方法を柔軟に選べる
クレジットカードは支払日が固定されているものですが、メルカードは支払いのタイミングを自由に選ぶことができます。また、請求を個別に選択して先に精算するなどの柔軟性もあります。
4. 年齢や職業に寄らない独自の与信
クレジットカードの与信は年齢や職業が基準になることが多いですが、メルカードはメルカリやメルペイの利用実績をもとに信用スコアを算出します。したがって若い世代でも活用しやすい仕組みになっています。