近年、働き方の多様化が進んでいる日本では、本業とは別に「副業」をする人が増加傾向にあります。

副業をすることで、収入を増やすだけでなく、自身のスキルアップにもつながるため、副業を始めるメリットは多いと言えるでしょう。

本記事では、副業経験者に対するアンケート調査をもとに「副業をする目的」について解説していきます。

「副業を始めたい」「新しいことに挑戦してみたい」と考えている方は、副業を始めるきっかけとして参考にしてみてください。

副業を希望する人は増加傾向、政府も副業の推進をはかっている

そもそも副業とは、本業とは別で自分の専門スキルや知識、経験を提供して活躍する人材を指します。

例えば、現在主流となっている副業ジャンルとして、「ライター」「動画編集」「プログラミング」「アフィリエイト」などが挙げられます。

自分の得意分野を活かして副業をすることで、報酬面以外にも、やりがいやスキルの向上、実績などにつながりやすく、多方面で得られるものが多いことから需要が高まっています。

実際に、厚生労働省が発表した「副業・兼業の現状」に関する資料において、副業を希望している雇用者数は年々増加傾向にあります。

出所:厚生労働省「副業・兼業の現状1」

副業や兼業を希望する人が年々増加傾向にあることから、政府としても適切な職業選択や多様なキャリア形成をしてもらうことを目的に、副業・兼業を促進するためのガイドラインをまとめています。

このような時代の背景から、現代の日本においては本業だけにとどまらず、副業といった形でキャリア形成していくのが主流になりつつあります。