新NISAの注意点2つ

魅力的な点が多い新NISAですが、注意点もあるので確認していきましょう。

注意点1.金融商品やリスク許容度の確認を

出所:金融庁「高校向け 金融経済教育指導教材の公表について」

新NISAではつみたて投資枠と成長投資枠が併用可になるため、積立投資をしながら株式投資にも挑戦したいという方もいるでしょう。

ただ金融商品や運用方法によって特徴やリスクは異なるため、きちんと学んだ上ではじめることが重要です。

また、年間投資上限額が増額されるため、自分のリスク許容度以上の運用をしてしまうことも考えられるでしょう。

ご自身の家計や環境、ライフプラン、年代などをみてリスク許容度を把握した上で運用を行いましょう。

注意点2.恒久化ゆえ先延ばしとなる可能性も

制度が恒久化されるため2024年以降いつはじめてもよいわけですが、逆にいつでもはじめられるからと先延ばししてしまう場合も考えられます。

一般的に年齢を重ねるほどとれるリスクは減りますので、ご自身にとって最適なタイミングでの運用を検討しましょう。