終わりの見えない物価上昇。日々のやりくりに不安を抱えるシニア世代は多く、J-FLECの最新調査(2025年)でも、60代単身世帯の過半数が「生活費の工面が難しい」と回答しています。
「厚生年金は平均15万円」と言われても、実際には個人差が大きく、年金だけでは心もとないと感じるのが多くの方の偽らざる本音でしょう。
こうした状況を下支えする心強い制度が「年金生活者支援給付金」です。所得などの条件を満たせば、2カ月に一度の年金に上乗せして給付金を受け取ることができます。
ただし、最大の注意点は「自動では振り込まれず、自身での請求が必要」だということ。
今回は、2026年度に増額されるこの給付金について、「自分は対象なのか」「いくらもらえるのか」、そして「確実な申請方法」を詳しく解説します。もらい忘れを防ぐためにも、ぜひチェックしてください。
1. 年金生活者支援給付金は《老齢・障害・遺族》の3種類
年金生活者支援給付金は、年金に上乗せして支給される給付金で、以下の3種類があります。
- 老齢年金生活者支援給付金
- 障害年金生活者支援給付金
- 遺族年金生活者支援給付金
「老齢・障害・遺族」、それぞれの基礎年金を受給中の人が、公的年金を含めても所得が一定基準以下となる場合に、2カ月に一度、受け取ることができるものです。
