4. 「老後は年金が少なくても給付金があるから安心」とは言えない
公的年金の受給額は3年ぶりにプラス改定となりましたが、物価上昇には追いつけず実質「目減り」とされています。
このような現状においては、各自で年金以外の老後資金を確保することが重要になるでしょう。
中には「年金が少なくても生活保護や年金生活者支援給付金があるから大丈夫」と考える方がいるかもしれません。
確かに、いざとなれば国や自治体の支援を受けることも可能でしょう。
しかし、国等の支援で十分に生活できるとは限りませんし、老後の生活を豊かにしたいと思うほど、必要となるお金は増えていきます。
給付金と年金でやりくりができても、突発的な支出が発生することもあります。
不足の事態に備えるため、また自分自身の老後を豊かにするためにも、ある程度の老後資金はあった方が望ましいでしょう。