お盆休みに突入したという方も多いと思います。まとまった時間が取れるこの時期、投資について勉強するならまずは節税効果などメリットの多いiDeCoから勉強してみませんか。

iDeCoは資産形成に向けたメリットが多い

個人型確定拠出年金(iDeCo、イデコ)は、老後の資産形成を応援するための制度です。2017年1月から対象者が大幅に拡大し、公務員や専業主婦、すでに企業年金に加入している会社員など、従来は対象外だった人も含め、原則20歳以上60歳未満であればほぼすべての人が加入できるようになりました。ざっくりした仕組みは次のようなものです。

  • 拠出する:加入者が金融機関にiDeCo口座を開設し、自分で決めた掛け金を毎月拠出する(掛け金は毎月5,000円から1,000円単位で決定。上限は自営業者、会社員、公務員など職業によって異なる)
  • 運用する:拠出したお金は、金融機関が提供する商品ラインナップの中から投資信託や定期預金などを加入者自らが選んで運用する(個別株は購入できない)
  • 給付を受ける: 60歳以降に年金または一時金で受け取る(受け取れる金額は拠出金額や運用成果によって異なる)

iDeCoでの積み立てには様々なメリットがありますが、なんといっても大きいのは節税効果です。先に述べた拠出時、運用時、受給時のそれぞれに税優遇があります。

  • 拠出時:iDeCoの掛け金は全額所得控除の対象=所得税・住民税の節税になる
  • 運用時:運用益が非課税になる
  • 受給時:受け取るときにも税優遇が受けられる

マンガで! 動画で! 家の中でiDeCoを学ぼう

興味はあるけれど、文字で読んでもピンとこない…という方もいらっしゃると思います。また、実際に勉強してみたいけど、なかなかセミナーなどの時間に合わせて出かけられないという方も多いのではないでしょうか。

そうしたとき、イデコ公式サイトで紹介されているマンガやアニメ、金融機関などが公開している投資のプロの解説動画で学んでみるのはどうでしょうか。さらに理解が深まりますよ。

アニメやマンガで学ぶ

イデコ公式サイトでは、iDeCoの制度概要や加入までの手続きなどを説明するアニメを見ることができます。また、このアニメと同じ人物が登場するマンガバージョンもあります。ほのぼのタッチで気軽に読めるので、まずは入門編としてご覧になってみるのはいかがでしょうか。

お金のプロの解説動画で学ぶ

お金のプロから教えてもらいたい、そんなときには金融機関が公開している動画を見てみましょう。たとえば楽天証券のiDeCoサイトにはセミナー動画のコーナーがあり、同社所属のファンドアナリストのほか、有名ファイナンシャルプランナーが解説するセミナーを見ることができます。

また、大和証券のサイトで紹介されている動画は対話形式で進むので、疑問点などが解決しやすいかもしれません。

まとめ

いかがでしたか。オンラインで学べるマンガや動画は気が向いたときにいつでもどこでも、少しずつでも進めていける点もメリットです。この機会にiDeCoの世界をのぞいてみてはいかがでしょうか。

 

>>楽天証券のiDeCoについて詳しくみる(初心者でも厳選ファンドから選びやすい)

>>SBI証券のiDeCoについて詳しくみる(品揃え抜群。選べるファンドが多い)

LIMO編集部