3. 厚生年金に「月10万円」加入すると10年で年金月額はいくら増える?

厚生年金に加入すると、年金生活に入ったときに基礎年金(国民年金)に加えて厚生年金の報酬比例部分が受け取れます。

どのくらい増えるのか、以下の計算式に当てはめて金額を出してみましょう。

3.1 <厚生年金の報酬比例部分>

平均標準報酬額×5.481/1000×加入月数
※5.481は生年月日ごとの乗率
※平均標準報酬額10万円として計算

10万円×5.481/1000×120ヵ月(10年)=6万5772円

扶養のままでいた場合と比べて、6万5772円年金額が増えました。

まとめると、扶養のままでいる場合よりも152万1080円負担が増え、年金額は6万5772円増えました。

つまり年金を約23年もらい続ければ元が取れる計算になります。65歳で受給開始した場合、88歳以上生きれば得をすることになります。