物価高に負けない老後資金
一定の年金収入でやりくりする場合、急激な物価上昇では支出が上回り、貯蓄を切り崩す可能性もあります。
物価高でなくとも、入院や家の修繕費、冠婚葬祭費用など、急な出費はどうしても起こります。
そもそも年金だけでは暮らせず、通常から少しずつ貯蓄を切り崩して生活している方もいます。
こうした側面を考えると、老後資金について早くから考える必要があると言えるでしょう。
老後までの時間が長いほど、月々の積立額は少なくなるため有利になります。
そして大切な視点の一つが、資産を減らすスピードを緩やかにするという点です。
例えば貯蓄であっても、ある程度を資産運用に振り分けておけば老後も運用を続けることができます。複利の効果を味方につけられれば、資産が減るペースをゆるやかにできるでしょう。
「資産寿命を延ばす」という考え方になります。