年収ごとの割合はどれくらいか
最後に同資料より、年収ごとの割合を確認します。
全体で最も多いのは「300万円超 400万円以下」(17.4%)、「400万円超 500万円以下」(15.0%)、「200万円超 300万円以下」(14.8%)でした。
男性は多い順に「400万円超 500万円以下」(17.4%)、「300万円超 400万円以下」(16.9%)、「500万円超 600万円以下」(13.8%)。
女性は「100万円超 200万円以下」(22.5%)、「200万円超 300万円以下」(20.9%)、「300万円超 400万円以下」(18.0%)でした。
長い目で見たキャリアプランを
今回は全体の平均を見てきましたが、年収は会社規模や業種、職種でも異なるものです。
これを機に、ご自身の場合について考えたり調べたりするのもいいでしょう。
老後への不安が高まる現代において、今の現役世代は長く働き続けると考えられます。
長い目で見て、年齢を重ねても長く続けていけるキャリアプランについても検討してみてください。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元証券会社社員
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にて国内外株式、債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事。ライフプランとニーズに合った資産運用の提案が強み。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)、中学・高校社会科(公民)教員免許保有。
教育、子育て、働き方などをテーマに数多くのメディアで執筆・編集を経験後、現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、教育、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。Yahoo!ニュース経済カテゴリでアクセスランキング1位を多数達成。3児のひとり親で、趣味は読書と音楽鑑賞(2024年12月12日更新)。