年収ごとの割合はどれくらいか

最後に同資料より、年収ごとの割合を確認します。

出所:国税庁「令和3年分 民間給与実態統計調査」

全体で最も多いのは「300万円超 400万円以下」(17.4%)、「400万円超 500万円以下」(15.0%)、「200万円超 300万円以下」(14.8%)でした。

男性は多い順に「400万円超 500万円以下」(17.4%)、「300万円超 400万円以下」(16.9%)、「500万円超 600万円以下」(13.8%)。

女性は「100万円超 200万円以下」(22.5%)、「200万円超 300万円以下」(20.9%)、「300万円超 400万円以下」(18.0%)でした。

長い目で見たキャリアプランを

今回は全体の平均を見てきましたが、年収は会社規模や業種、職種でも異なるものです。

これを機に、ご自身の場合について考えたり調べたりするのもいいでしょう。

老後への不安が高まる現代において、今の現役世代は長く働き続けると考えられます。

長い目で見て、年齢を重ねても長く続けていけるキャリアプランについても検討してみてください。

参考資料

宮野 茉莉子