【大学学費】国公立と私立「文系・理系・医歯系」のリアルな学費はいくら？大学学費への備え方5つも解説

私立大学のリアルな学費はいくらか。文系・理系・医歯系で確認

文部科学省「令和3年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額（定員1人当たり）の調査結果について」によると、私立大学の区分別の学費は以下のとおりです。

出所：文部科学省「令和3年度私立大学入学者に係る初年度学生納付金平均額（定員１人当たり）の調査結果について」

授業料、入学料、施設設備をあわせた合計は、最も高いのが医歯系の489万539円、次いで理系の156万6262円、文系の118万8991円となっています。

区分に関係なく、国公立大学より学費がかかります。また理系は文系より高く、医歯系と文系では4倍以上の開きがあります。

上記は平均であり、大学によっては「後援会費」「同窓会費」などの名目で追加の支出がある場合があります。

たとえば4年間在籍した場合、授業料だけで以下の費用が必要です。

授業料だけで上記の金額ですから、施設設備費など他の金額をあわせるとさらにかかるでしょう。

また理系や医歯系は大学院に進学することもあるため、学費はさらに高くなるかもしれません。

ただし、私立大学の場合、大学や学部によって学費が大きく変動します。