3. おひとりさま女性の老後対策

厚生労働省の「令和3年簡易生命表の概況」 によると、令和3年における女性の平均寿命は87.57歳です。65歳まで働いた場合、そこから20年以上の老後生活が待っている可能性があります。

老後は、仕事をしているときにはなかなかできなかった旅行や趣味など、自分の好きなことをできる時間が持てるようになりますが、病気やケガをするリスクも高くなり介護が必要になることも考えられます。

楽しみなことをする際にも万が一の際にもお金が必要になるため、できるだけ早いうちから老後資金を準備しておくことが大切です。

老後資金を確保するためには、銀行への預金以外にも、個人年金保険などの貯蓄型の生命保険に加入する方法や、投資信託を始める方法などもあります。

投資信託を始めることに躊躇してしまう方は、NISAやiDeCo(個人型確定拠出年金)からはじめてみるのも良いでしょう。

ただし、いずれも税制面で優遇措置がある制度ですが、元本割れしてしまうなどのリスクもあるため、注意点についてもしっかりと理解したうえで取り組むことが大切です。