止まらぬ物価上昇。家計簿をつけながら、その深刻さを実感している家庭も多いでしょう。
とりわけ限られた年金収入の中でやりくりをする必要があるシニア世帯にとっては、ときに死活問題ともなり得る昨今の物価高。働き盛りの現役世代の中には、老後の年金に漠然とした不安を覚える人も多いのではないでしょうか。
2022年12月に厚生労働省が発表した「令和3年度 厚生年金保険・国民年金事業の概況」によると、老齢基礎年金(国民年金)の男女全体の平均月額は5万6368円となっています。
会社員や公務員などサラリーマンだった人は、この国民年金に加えて厚生年金を受給することができます。今回は、厚生年金の受給額について最新データをみていきます。
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