子育てと仕事の両立の難しさから管理職を目指さない女性が多数
続いては、共働きの主婦が感じるキャリア面の意識について見ていきましょう。
株式会社識学による「管理職に関する意識調査」によると、管理職になりたいと思う男性が12%だったのに対して、女性は4.0%という結果になりました。
管理職になりたい割合が、男性よりも女性のほうが低い理由としては、やはり「子育てと仕事の両立」が課題となっているようです。
実際に、株式会社識学の同調査で「女性の管理職を増やすために必要だと思うこと」というアンケート調査では、「子育てや介護などの両立支援」が最も高い結果となりました。
その他にも「育休や在宅勤務などの社内制度を設ける」「保育園などの育児施設の充実」などが上位に挙げられていることから、現状はまだ子育てと仕事の両立の難しさが浮き彫りになったといえます。
厚生労働省の調査では、20歳~59歳の男女の会社員管理職に占める女性の割合は、部長相当職では7.8%、課長相当職では10.7% 、係長相当職では18.8%となっており、女性管理職の割合が低いのが現状です。
国際的に見ても、日本の女性管理職の割合は低い傾向にあるため、国全体で女性がより働きやすくなるような体制を支援していくことが大切となるでしょう。
著者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
ニ種外務員資格(証券外務員ニ種)保有。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
京都教育大学卒業。株式会社モニクルリサーチが運営する、くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部において、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてパートとしてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。専門家と実務家が発信する金融経済ニュースサイト『LIMO&ファイナンス』でも記事を執筆している。京都府出身、滋賀県在住。(2026年6月26日更新)