共働き夫婦でも家事分担は「妻が7割」?
リンナイ株式会社の全国の既婚男女2350名に調査した「家事の分担割合」では、最も多い回答が「妻が9割」という結果になりました。
共働きをしている夫婦においても、家事分担の割合は妻が「7割」となっており、共働き家庭が6割以上となった今でも、家事の負担は妻のほうが割合として高いことが見て取れます。
とはいえ、一昔前のように「男性は仕事、女性は家庭」という概念がなくなりつつある現代では、男性の家事への参加も増えてきています。
リンナイ株式会社の同調査によると、男性が参加する家事で多いものとして「掃除」「買い物」が挙げられました。
妻が夫に期待している家事においても「掃除」が上位にきていることから、多くの家庭で、妻がやってほしい家事を夫が積極的に行っているとうかがえます。
食事や洗濯、洗い物などは、普段行っている人ならではのこだわりがあるため、「実はありがた迷惑」と思われるケースがある一方で、掃除や買い物などは比較的こだわりが少ないため「やってもらえて嬉しい」と感じるパートナーが多いのかもしれません。
とはいえ、まだまだ家事は女性主体であるため、働き方が多様化する現代においては、家事の分担も変化し続けることがうかがえます。