老後に向けて新NISAも確認を
ある程度貯蓄が貯まったら、一部で資産運用をするのも一つです。
2024年からは新NISAがはじまる予定で、より投資をはじめやすくなると考えられます。
新NISAの概要は以下の通り。
「成長投資枠」
- 年間投資上限額:240万円
- 投資対象商品:上場株式や投資信託など
- 非課税保有期間:無期限
「つみたて投資枠」
- 年間投資上限額:120万円
- 投資対象商品:投資信託やETFなど
- 非課税保有期間:無期限
非課税保有限度額(総枠):1800万円(うち成長投資枠1200万円)※枠の再利用が可能
通常、利益に対して約2割の税金がかかりますが、NISA制度を利用すれば非課税になります。
新NISAでは非課税保有限度額が増え、非課税保有期間が無期限となり、より投資をはじめやすくなる予定です。
投資にリスクはありますが、しっかり情報収集しておこなうことで効率的に老後資金を貯められるでしょう。
まずはこれを機会に、情報収集からはじめてみてはいかがでしょうか。
参考資料
宮野 茉莉子
執筆者
株式会社モニクルリサーチ メディア編集本部
LIMO編集長/2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)/元証券会社社員
経歴と保有資格
1984年生まれ。東京女子大学哲学科卒業後、2008年に野村證券株式会社に入社。支店にてファイナンシャル・コンサルティング課に配属され、国内外株式、国内外の債券、投資信託、保険商品などの販売を通じ、主に富裕層や個人顧客向けに資産運用コンサルティング業務に従事し、顧客のライフプランに寄り添った提案を行った。2級ファイナンシャル・プランニング技能士(FP2級)、一種外務員資格(証券外務員一種)保有。
得意ジャンル
現在は株式会社モニクルリサーチが運営する「くらしとお金の経済メディア~LIMO(リーモ)~」編集長。LIMOでは厚生労働省、金融庁、総務省、財務省(国税庁)といった官公庁の公開情報など、信頼性の高い情報をもとに厚生労働省管轄の公的年金(厚生年金保険と国民年金)、年金制度の仕組み、社会保障、貯蓄、キャリアなどをテーマに企画・編集・執筆を行う。3児のひとり親。中学・高校社会科(公民)教員免許保有(2024年8月20日更新)。