3. 厚生年金には上限がある
また、厚生年金の保険料には上限があることも知っておきましょう。
厚生年金の保険料は「標準報酬月額×18.3%」で算出しますが、この標準報酬月額は上限が32等級の65万円となり、標準報酬月額63万5000円以上の方があてはまります。
また賞与にも保険料がかかりますが、こちらの上限は1回あたり150万円です。
年3回までの賞与が対象となるため、(63万5000円×12ヶ月)+(150万円×3回)=1212万円を超えると、保険料は頭打ちとなることがわかります。
パワーカップルの場合、夫婦のうちいずれかが年収1000万円を超えている場合もあるでしょう。
この先の年収をあげても、年金額には影響しない可能性もあります。