進む少子化問題…2022年には過去最小の出生数に

厚生労働省が2023年2月28日に発表した人口動態統計(速報)によると、2022年の年間出生数は79万9728人であり、統計が開始された1899年以来初めて80万人を割りました。

出所:厚生労働省「人口動態統計(速報)」

年間出生数が減少した要因として、2022年は新型コロナウイルスが流行していたことから、妊娠を先送りにしていた人も多いとうかがえます。

とはいえ、少子化問題が年々深刻化しているのは事実であり、例年の傾向から今後も少子化は進んでいくと政府は予測しています。

こういった急ペースで進む少子化問題を食い止めようと、政府は数々の政策に踏み切っています。

そのひとつが、新しく2023年1月から始まった「出産・子育て応援交付金」です。