車を選ぶときに大事なのが、車種の特徴をしっかり調べること。利用人数やシチュエーションなど、どんな目的で車を使うかを考えておきたいところ。一方で、どんな車が人気なのかも気になりますよね。
そこで今回は、今人気のダイハツ・タントについて解説。ムーヴと比較しつつ、その特徴について詳しく見ていきましょう。
タントとムーヴは販売ランキング2~3位
全国軽自動車協会連合会が2023年3月に公表した新車販売速報によると、売れ筋の軽自動車は下記の通りです。
メーカー・通称名・台数
- 1位:ホンダ・N-BOX・19652
- 2位:ダイハツ・タント・12743
- 3位:ダイハツ・ムーヴ・10041
- 4位:スズキ・スペーシア・9790
- 5位:日産・ルークス・9140
- 6位:スズキ・ワゴンR・7299
- 7位:スズキ・アルト・6475
- 8位:ダイハツ・タフト・6065
- 9位:スズキ・ハスラー・5611
- 10位:ダイハツ・ミラ・5153
タント・ムーヴともにランクインしています。人気の高い車種であることがわかりますね。
タントの価格
まず、タントについて解説していきます。タントの新車価格は下記の通りです。
- カスタムRS:183万7000円~
- カスタムX:174万9000円~
タントの室内空間(インテリア)
タントは前席の頭上空間の広がりや伸びやかな室内長、ゆとりの室内幅で、開放感と深いくつろぎを実現。さらに、開口部が大きいので、荷物の積み降ろしもラクに行えます。
また、リヤシートは50度にリクライニング可能。フロントシートを倒し、後席をリクライニングすれば、ゆったりくつろげるフルフラットモードが完成します。リヤシートを前側に倒せば、27インチまでの自転車や大きな荷物を載せられます。
このほか、デッキボードの裏に設置されている脚を立て、リヤシートを倒すだけで、ラゲージをより広く使えます。また、買い物カートなどから荷物を移動させるのにちょうど良い高さになるので、積みやすく便利です。
さらに、デッキボード下のスペースも活用すれば、上段と下段で2段積みにすることが可能。上段は買い物の荷物、下段は濡れた荷物や常時積んでおきたい道具など、使い分けができます。
タントの外観(エクステリア)
タントのカラーバリエーションは下記の通りです。
TANTO(TWO TONE)
- ホワイト〈W09〉× アイスグリーン〈G62〉
- ホワイト〈W09〉× サンドベージュメタリック〈T34〉
TANTO(MONO TONE)
- アイスグリーン〈G62〉
- サンドベージュメタリック〈T34〉
- シャイニングホワイトパール〈W25〉
- ホワイト〈W09〉
- ブラックマイカメタリック〈X07〉
- ブライトシルバーメタリック〈S28〉
- レーザーブルークリスタルシャイン〈B82〉
- ファイアークォーツレッドメタリック〈R67〉
- プラムブラウンクリスタルマイカ〈R59〉
タントの走行性能
タントは「DNGA」に基づくプラットフォームを採用。アンダーボディやサスペンションの高剛性化により、車両の安定感をアップするとともに、スプリングを柔らかくすることで、乗り心地も向上。アッパーボディは、衝突構造の合理化・超ハイテン材の採用拡大などにより、強度を上げながら大幅な軽量化を実現しています。
タントの燃費
タントは濡れた路面でも安全性を確保できる「VSC&TRC」を搭載。VSCは急なハンドル操作や、滑りやすい路面でのコーナリング時に横滑りが発生した場合、ブレーキとエンジン出力を自動的にコントロールして車両安定性を確保します。TRCは発進・加速時にタイヤの空転を抑えて、アクセル操作を容易にします。
燃費についての具体的な情報は下記の通りです。
WLTCモード
- 2WD:22.7km
- 4WD:21.4km
タントの安全性能
タントはAピラーを細くすることで、運転時の視界を確保。左右の死角が少ないため歩行者などを見落としにくく、体格に関係なく、誰でも安心して運転できます。
また、フルLEDヘッドランプ(クリアランスランプ、オートライト付)を搭載。白く明るい光で夜間走行の安心感を高めます。カスタムグレードは、乗車人数や荷物の量に応じて、照射軸の上下方向を自動調節するオートレベリング機能付です。
ムーヴの価格
ここからは、ムーヴについて解説していきます。
ムーヴの新車価格は下記の通りです。(執筆時点での情報です。)
- Xターボ“SA Ⅲ”:137万5000円~
- X“リミテッドⅡ SA Ⅲ”:127万6000円~
- X“SA Ⅲ”:129万8000円~
- L“SA Ⅲ”:120万1000円~
- L:113万5200円~
ムーヴの室内空間(インテリア)
ムーヴは大人4人が乗っても、ゆとりある室内空間です。左右別々にスライドできるので、後席乗員それぞれの体格に合わせて足元を広げたり、荷物の量や大きさに合わせて荷室を広げたりできます。
また、左右分割でリクライニングや前倒しができます。後席に座る人それぞれが快適な姿勢で過ごせます。
フロントドア、リヤドアが、約90度まで2段階で開くので、乗り降りや大きな荷物の積み降ろしもスムーズです。
このほか、デッキボードの下には、大容量の収納スペースがあります。ボードを開けたままフックで固定すれば、背の高い荷物も積めます。
ムーヴの外観(エクステリア)
ムーヴのカラーバリエーションは下記の通りです。
- シャイニングホワイトパール〈W25〉
- ホワイト〈W19〉
- ファイアークォーツレッドメタリック〈R67〉
- スカイブルーメタリック〈B83〉
- ブライトシルバーメタリック〈S28〉
- プラムブラウンクリスタルマイカ〈R59〉☆
- レーザーブルークリスタルシャイン〈B82〉☆
- ライトローズマイカメタリック〈T22〉
- ダークエメラルドマイカ〈G58〉
- ブラックマイカメタリック〈X07〉
ムーヴの走行性能
ムーヴは走る、曲がる、止まるといった基本性能を大幅に進化させたD’s テクノロジー「フォースコントロール」を搭載。ドライバーがストレスなく運転できる、フラットな乗り心地とスムーズな加速。新開発のD モノコック(軽量高剛性ボディ)とD サスペンションが路面の凹凸やコーナーなど、立体的状況を吸収して、クルマにかかる力をコントロール。また、D assist切替ステアリングスイッチでスムーズな加速を実現します。
さらに、減速時に発生するエネルギーを利用して、バッテリーを集中充電するエコ発電制御も。高効率化したオルタネータにより走行時の充電を抑制しエンジン負荷を低減します。
ムーヴの燃費
ムーヴはパワフルでクリーンな先進の〈TOPAZ NEO(トパーズ ネオ)エンジン〉を搭載。燃費についての具体的な情報は下記の通りです。
WLTCモード
- 2WD:20.7km
- 4WD:20.0km
ムーヴの安全性能
ムーヴは進化した衝突安全ボディ〈TAF(タフ)〉となっています。
フロントサイドメンバーを高効率エネルギー吸収構造とするとともに、最適化・合理化を極めた骨格構造により、軽量化を図りながら衝撃吸収性能の向上や強固なキャビンを実現したボディです。
国内および欧州の衝突安全基準を、余裕を持ってクリアしたのはもちろん、世界で実施されている厳しい試験法を取り入れた衝突実験でも十分な生存空間を確保。さらにダイハツでは、多様な交通事故を考慮して独自の目標を設定し、高い衝突安全性能をめざしています。
また、万一の対人事故を考慮し、フードやフェンダー、ワイパーピボットなどの各所に衝撃緩和装置・吸収スペースを設定。歩行者保護性能をより高めています。
このほか、世界最高水準の前面フルラップ55km/h、前面オフセット64km/h、側面55km/h、後面55km/hの衝突実験を実施。いずれの角度からの実験においても室内には十分な生存空間が確保されていることが実証されています。
タントとムーヴを4項目で比較!共通点や違いは?
ここで、タントとムーヴをあらためて比較してみましょう。
1.新車価格
タント
- 174万9000円~(最安グレード:カスタムX)
ムーヴ
- 113万5200円~(最安グレード:L)
2.ボディサイズ
タント
- 全長3395mm
- 全幅1475mm
- 全高1755mm(2WD)
- ホイールベース2460mm
- 室内長2125mm
- 室内幅1350mm
- 室内高2460mm
ムーヴ
- 全長3395mm
- 全幅1475mm
- 全高1630mm
- ホイールベース2455mm
- 室内長2080mm
- 室内幅1320mm
- 室内高1280mm
3.燃費
タント(2WD/L)
- WLTCモード:22.7km/L
- JC08モード:26.4km/L
ムーヴ(2WD/L)
- WLTCモード20.7:km/L
- JC08モード:26.4km/L
4.エンジン
タント(2WD/L)
- エンジン型式:KF型
- 排気量:658cc
- 最高出力(kW[PS]/rpm):38[52] / 6900
- 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):60[6.1] / 3600
ムーヴ(2WD/L)
- エンジン型式:KF型
- 排気量:658cc
- 最高出力(kW[PS]/rpm):38[52]/6800
- 最大トルク(N・m[kgf・m]/rpm):60[6.1]/5200
ダイハツの人気車を要チェック
今回は、タントを紹介してきました。さまざまな機能が搭載された魅力的な車であることがわかりましたね。
気になる人は是非チェックしてみてください。
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齊藤 慧