教育費の負担「重い」約6割。老後資金より優先の声も

先ほどのソニー生命の調査で「子どもの教育費の負担を重いと感じる」に対しては、「非常にあてはまる」が25.0%、「ややあてはまる」が41.9%となっており、66.9%が「あてはまる」と答えています。

子どもの就学段階別にみると「あてはまる(計)」と回答したのは未就学児の親で56.5%だったものの、小学生の親で58.1%、中高生の親で71.4%、大学生等(予備校生・浪人生・大学生・短期大学生・専門学校生、以下同様)の親で81.3%となっており、大学生等では約8割という高さです。

子育て中の方の多くが教育費の負担を感じており、特に大学などの費用を負担に感じていることがわかります。

一方で同調査では、「老後の備えより子どもの教育費にお金を回したい」に対しては「あてはまる(計)」が62.5%となっており、老後の不安が高まる現代でも子どもの教育を重視したい親の意向がわかりました。