子育て世帯への支援に注目
子育て世帯の平均的な年収は695万1000円、貯蓄額平均は1128万円、純資産額平均は318万円であることがわかりました。
平均であるため、実態とはかけ離れている印象をもたれることもあるでしょう。居住地や親の援助などにも大きく左右されるものです。
一方で、最新の統計では第1子の出生時に母が有職である割合は62.9%であることがわかりました。
今後もこの割合は上昇する可能性があります。
どんな家庭にとっても、子育てと仕事との両立を課題に感じるかもしれません。
異次元の少子化対策が注目されますが、今後の支援にも注目していきましょう。
参考資料
- 厚生労働省「令和2年度(2020) 人口動態職業・産業別統計の概況」
- 内閣府「共働き世帯の推移」
- 総務省統計局「家計調査報告(貯蓄・負債編)-2021年(令和3年)平均結果-(二人以上の世帯)」
- 厚生労働省「2021年国民生活基礎調査の概況」
太田 彩子