1.【日本三大桜】山高神代桜(山梨県)

Y.OKMT/shutterstock.com

最初にご紹介する日本三大桜は、山梨県北杜市の実相寺にある山高神代桜(じんだいざくら)。

推定樹齢1800年~2000年とも言われるエドヒガンザクラで、樹高が10.3m、根元・幹回りが11.8mもの大きさがあります。日本で最古・最大級の巨木として、大正時代に国指定天然記念物の第1号となりました。

中央の太い幹から周囲に大きく枝を伸ばして花を咲かせる姿は神々しさを感じさせます。桜の見頃は例年だと4月上旬で、同時期には約8万本のラッパ水仙も咲き、足元の黄色と頭上の薄紅色のコントラストも見どころとなっています。

  • 桜の見頃:4月上旬
  • 所在地:山梨県北杜市武川町山高2763
  • アクセス:中央自動車道「須玉IC」から約15分、JR「日野春駅」下車、タクシーで約15分

2.【日本三大桜】根尾谷薄墨桜(岐阜県)

m.y.m09/shutterstock.com

日本三大桜の2つ目は、岐阜県本巣市の山間に根付いている根尾谷薄墨桜(ねおだにうすずみさくら)。

樹齢1500余年のヒガンザクラで、継体天皇お手植えの桜として伝えられています。樹高17.3m、幹回り9.4mの大木で、国の天然記念物に指定されました。過去には枯死の危機に直面するも、手厚い保護活動により乗り越えています。

薄いピンクのつぼみが、満開になれば白に、散り際には淡い墨色になることから「淡墨桜」と名付けれられたと言われています。根尾谷薄墨桜の近くには「うすずみ温泉」もあるので、日帰り観光も楽しめますよ。

  • 桜の見頃:4月上旬
  • 所在地:岐阜県本巣市根尾板所字上段995
  • アクセス:東海環状自動車道「大野神戸IC」から約40分、樽見鉄道「樽見駅」から徒歩約15分