可憐な山野草オススメ品種5選(カタクリ~スミレ)

カタクリ

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春になると群生地が観光地としてにぎわい、日本の風物詩となっているカタクリ。ピンクの花弁を巻き上げて咲く様子が可憐で、愛好家からは「春の妖精」と賞賛されています。

光が当たって気温が上昇すると開花し、曇りの日には花を閉じていることも。暑さが苦手なので、開花時期が終わったら涼しい日陰で管理するのがオススメです。※参考価格:600~800円前後(3号ポット苗)

サクラソウ

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サクラソウは淡いピンクの花がサクラに似ていることから名付けられました。江戸時代から栽培されてきた伝統的な園芸植物です。

湿り気の多い草原や川辺に自生することが多いので、土が乾き過ぎないように管理しましょう。開花中はタップリ光を当て、花が咲き終わったら半日陰で育てます。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)

スミレ

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日本人にとってなじみ深く、和歌や俳句の題材としても知られるスミレ。紫色の花をうつ向きがちにさかせる姿が愛らしく、ナチュラルな魅力があります。

品種改良でビオラやパンジーなど華やかな園芸種も登場していますが、山野草のスミレは控えめ。強健で育てやすいので、初心者にもピッタリです。※参考価格:300~500円前後(3号ポット苗)