ひな祭りはいつ?なぜ行われるようになった?
ひな祭りは、女の子の健やかな成長を祝う日本の伝統的な行事であり、「桃の節句」とも呼ばれています。
毎年3月3日がひな祭りの日とされており、節分のように年によって日にちが変動することはありません。
エデュテ株式会社の行った、ひな祭りに関する意識調査によると、ひな祭りのお祝いとして「行事食を食べた」という人が最も多く、次いで「ひな人形を飾った」という人が多い結果となりました。
ひな祭りでは、行事食である「ちらし寿司」や「はまぐりのお吸い物」を食べたり、ひな人形を飾って楽しむ家庭が多いようです。
そんなひな祭りですが、元々は中国の風習である「五節句のひとつである上巳」が由来とされています。
中国では、上巳にあたる3月3日に、厄祓いとして水辺で身を清め、穢れを祓う行事を行っていました。
その風習が日本に伝わると、紙で作った人形を自分に見立て、水に流してお祓いする行事として広まっていきました。
その後徐々に風習が変わっていき、現代では水に流していた紙の人形から「ひな人形」へ、穢れを祓う行事から「女の子の成長を願う日」へと定着していったのです。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)