1. 【公的年金】2階建ての制度とは
まず、公的年金のしくみを整理しましょう。日本の公的年金制度は、「国民年金」と「厚生年金」から成り立つ、図のような「2階建て構造」となっています。
国民年金は年金保険料の納付期間で受給額が決まるため、老後の受給額には大きな個人差が生じにくい傾向があります。
一方、厚生年金は現役時代に納めた保険料も受給額を決める要因となります。厚生年金保険料は収入に応じて決まるため、老後の受給額にも個人差が生じやすいです。
まず、公的年金のしくみを整理しましょう。日本の公的年金制度は、「国民年金」と「厚生年金」から成り立つ、図のような「2階建て構造」となっています。
国民年金は年金保険料の納付期間で受給額が決まるため、老後の受給額には大きな個人差が生じにくい傾向があります。
一方、厚生年金は現役時代に納めた保険料も受給額を決める要因となります。厚生年金保険料は収入に応じて決まるため、老後の受給額にも個人差が生じやすいです。