3. 年金振込通知書の送付時期

年金振込通知書の送付時期も確認しましょう。

3.1 毎年6月

毎年6月上旬に、1年分の「年金支払額」等が記載された年金振込通知書が送付されます。

これは、その年度の年金支払いが6月にスタートするためです。

3.2 6月以外に送付されるケースも

6月以外にも送付されるケースがあります。例えば年金振込額や受取金融機関に変更があった方、また紛失して再送の手続きをした方などが該当します。

この場合は原則として、振込月の上旬頃に届きます。

4. 厚生年金や国民年金から天引きされるお金がある

厚生年金の平均は約14万円ですが、年金振込通知書を確認すると天引きされるお金があるとわかります。

実際に天引きされる金額は、個人の所得や家族構成、居住地によって変わるため一概にはいえません。

目安として、八王子市に住む75歳の一人暮らし男性が、平均並みの厚生年金「月額15万円」を受給するとしましょう。

この場合、所得税として4623円、住民税として1万6500円、介護保険料として7万9400円、保険料として約4万8800が天引きされます。

年間合計で約15万円が、年金から天引きされるということです。

初めて年金を受給する方、または途中で所得に変動があった方などは、年金振込通知書の記載金額に驚くこともあるでしょう。

年金から天引きされるお金があることについて、しっかり意識しておきましょう。