ストックの育て方
栽培環境
ストックは日当たりが大好きです。日光が当たらないとヒョロヒョロと徒長してしまい、花付きもよくありません。タップリと日が当たる風通しのよい場所で育てましょう。
湿り気の多い環境は苦手で、水はけのよい土壌が適しています。アブラナ科のストックは連作障害を起こしやすいので、前年とは違う場所で育てるほうがよいでしょう。
肥料
植え付けるときに元肥として緩効性化成肥料を施します。開花シーズンになったら花付きがよくなるように、液体肥料を2週間に1回程度の割合で追肥しましょう。
水やり
過湿になると根腐れを起こすことがあるので水やりは控えめに。庭植えのストックは降雨に任せても大丈夫です。鉢植えにした場合は表面の土が乾いてきたら、底から水が染み出てくるまでたっぷり与えましょう。
支柱立て
ストックは茎が長く伸びた先端に豪華な花を咲かせます。強い風が吹くと上部のボリュームを支えきれずに茎が折れてしまうことも。背丈が高い割には茎が細めという苗には、支柱を立ててあげると安心です。
花ガラ摘み
咲き終わった花はこまめに摘み取りましょう。そのまま残しておくと見た目がよくないうえに、種を作ってしまうので余分なエネルギ―を消耗してしまいます。次の花芽が出ているところまで茎ごと短く切り戻しましょう。