なぜ「うるう年」が存在するのか?
そもそもなぜ、4年に1度の頻度で「うるう年」が訪れるのでしょうか?
結論から述べると、365日という1年の周期の誤差を補うためです。
1年が365日であるのは、地球が太陽の周りを一周するために「365日かかるから」です。
しかし、365日というのは大まかな数字であり、正確には365.2422日かかっているのだとか。
この「0.2422日」という誤差をそのままにしていると、1年の周期が徐々にズレてしまうため、4年に1度の「うるう年」にのみ、2月が1日多くなるのです。
直近では、2020年が最後のうるう年となっており、次のうるう年は来年の「2024年」となります。
4年に1度しかない「2月29日」を盛り上げようと、飲食店をメインに、イベント行事が盛んになるのも恒例の行事となっています。
なかでも、焼肉店やステーキ店などでは、4年に1度の「肉の日」としてキャンペーンを行っているところが多く見られるため、うるう年の際にチェックしてみると良いでしょう。
執筆者
株式会社ナビゲータープラットフォーム メディア編集本部
LIMO編集部記者/編集者/元公務員
京都教育大学卒業。くらしとお金の経済メディア「LIMO(リーモ)」のLIMO編集部で、厚生労働省管轄の公的年金制度や貯蓄、社会保障、退職金など、金融の情報を中心に執筆中。大学卒業後は教育関連企業での営業職を経て、2010年に地方自治体の公務員として入職。「国民健康保険」「後期高齢者医療制度」「福祉医療」等の業務に従事した。主に国民健康保険料の賦課、保険料徴収、高額療養費制度などの給付、国民年金や国民健康保険への資格切り替え、補助金申請等の業務を担う。特に退職に伴う年金や保険の切り替えでは、手続きがもれることで不利益を被ることがないよう丁寧な窓口対応を心がけた。その後、保険代理店にてマーケティング業務に従事。保険料比較サイトの立ち上げに参加した。乗合保険会社の商品ページだけでなく、保険の知識を普及するためのページ作成にも参加。小学校教諭一種免許、幼稚園教諭一種免許、特別支援学校一種免許取得。
はたらく世代のお金の診断・相談サービスを行うマネイロでは、「【計算例付】厚生年金保険料はどのように決まる?ケース別算出方法や受給額を解説」など、お金や年金制度にまつわる記事を発信中。京都府出身。(2024年3月18日更新)