「防災用品点検の日」は、1923年9月1日に起こった関東大震災をきっかけに制定された記念日となっており、季節の変わり目である3月・6月・9月・12月に点検をして備えようと提唱されています。

9月1日の「防災用品点検の日」を知っていても、3月1日の「防災用品点検の日」は、あまり知らない人も多いのではないでしょうか?

防災用品の備蓄品のなかには、消費期限が切れてしまっているものや不足しているものが出てくるケースもあるため、定期的な点検が必要です。

本記事では、防災用品点検に関する意識調査をまとめているので、参考にしてください。

「女性向けの災害用備品」についても、あわせて解説しているので、いつ災害が起こっても対応できるように準備しておきましょう。

各家庭でどのくらい防災用品を備蓄してる?

株式会社プラネットが行った、防災対策に関する意識調査によると、全体の約46.3%が備蓄していると回答しています。

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出所:株式会社プラネット「FromプラネットVol.186<防災対策に関する意識調査>」

出所:株式会社プラネット「FromプラネットVol.186<防災対策に関する意識調査>」

年齢別にみると、70歳代以上の人が男女ともに防災用品の備蓄率が高くなっており、年代が若くなるにつれて、備蓄率が低くなっています。

また男女別に比較すると、どの年代においても男性より女性のほうが備蓄率が高くなる傾向にありました。

これは、家庭内の防災用品の備蓄を男性がパートナーである女性に任せていることが要因の1つとして考えられます。

上記のことから、年代や男女によって、防災意識への差があることがうかがえます。

一方で、全体としてみると、防災への意識は年々増加傾向にあるようです。

実際、富士山の銘水株式会社の行った「防災意識の調査」によると、2018年と比較して2022年のほうが、防災用品の備蓄率が1割ほど高い結果となっています。

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出所:富士山の銘水株式会社「『防災の日(9月1日)』に合わせ、フレシャスが定期調査を実施! 年代や家族形態による防災意識の差が明らかに!? 水の備蓄量は増加傾向に。」

出所:富士山の銘水株式会社「『防災の日(9月1日)』に合わせ、フレシャスが定期調査を実施! 年代や家族形態による防災意識の差が明らかに!? 水の備蓄量は増加傾向に。」

2018年と比較して、日本の気象災害や気候変動が目立つようになったことから、全年代において年々防災への意識や関心が高まっているのだとうかがえます。

「災害があった時どうしよう…」女性ならではの災害時の悩みとは

前章でお伝えしたとおり、防災への意識や関心は年々高くなっている傾向にあることがわかりました。

そのなかで、女性ならではの悩みとして「生理やおりものによるトラブル」を心配している声が多く挙げられています。

実際に、アミー株式会社の行った、下着・サニタリー用品の備蓄状況に関する調査では、被災した際の下着汚れやデリケートゾーントラブルが心配と回答しています。

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出所:アミー株式会社「【11月19日は「備蓄の日」】「被災時の下着汚れやおりものが心配 85.8%」下着・サニタリー用品の備蓄状況に関するアンケート調査の結果を公開]」

出所:アミー株式会社「【11月19日は「備蓄の日」】「被災時の下着汚れやおりものが心配 85.8%」下着・サニタリー用品の備蓄状況に関するアンケート調査の結果を公開]」

防災用品というと、「食材や水」などを思い浮かべる人が多いかと思いますが、実際には身体を清潔に保つ「トイレットペーパーやティッシュペーパー」だけでなく「生理用ナプキンや下着類」などの備蓄も、非常に大切になります。

上記のような生活に欠かせないものは、震災などの自然災害時に、まず品薄になる傾向が高いため、事前に備蓄しておくことが重要でしょう。

実際、株式会社アンビシャスの行った、女性の方が具体的に準備している備蓄品の調査では、約9割の女性が生理用品を災害用として備蓄していると答えています。

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出所:株式会社アンビシャス「衛生用品や女性向けの災害備蓄品!準備しているものと収納の悩みを調査」

出所:株式会社アンビシャス「衛生用品や女性向けの災害備蓄品!準備しているものと収納の悩みを調査」

予期せぬタイミングで生理がきてしまう可能性もあるため、普段から使い慣れている生理用品を事前に準備しておくと良いでしょう。

年々関心が高まっている「ローリングストック法」について

「せっかく備蓄していても食品や飲料を腐らせてしまうことが多い」という方には、ローリングストック法がおすすめです。

ローリングストック法とは、日常生活で消費している食品や生活用品の一定量を、家に備蓄して災害に備えるものです。

ローリングストック法は、気軽に防災用品を備蓄できるうえに、定期的に備蓄品の整理ができるため、年々認知度と実践度が高くなっている傾向にあります。

富士山の銘水株式会社の行ったローリングストック法に関する調査では、2018年と比較すると2022年のほうが認知度・実践度ともに上がっていることが分かります。

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出所:富士山の銘水株式会社「『防災の日(9月1日)』に合わせ、フレシャスが定期調査を実施! 年代や家族形態による防災意識の差が明らかに!? 水の備蓄量は増加傾向に。」

出所:富士山の銘水株式会社「『防災の日(9月1日)』に合わせ、フレシャスが定期調査を実施! 年代や家族形態による防災意識の差が明らかに!? 水の備蓄量は増加傾向に。」

認知度・実践度が上昇した理由として、新型コロナウイルス感染症の流行により「自宅療養」や「自宅待機」の人が増えたことで注目度が高くなったことが要因の1つと考えられます。

富士山の銘水株式会社の同調査によると、ローリングストック法で実践しているものとして「飲料水」や「食料」が上位に挙がりました。

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出所:富士山の銘水株式会社「『防災の日(9月1日)』に合わせ、フレシャスが定期調査を実施! 年代や家族形態による防災意識の差が明らかに!? 水の備蓄量は増加傾向に。」

出所:富士山の銘水株式会社「『防災の日(9月1日)』に合わせ、フレシャスが定期調査を実施! 年代や家族形態による防災意識の差が明らかに!? 水の備蓄量は増加傾向に。」

飲料水や食料などは、災害時だけでなく、自分が病気になった際にも備蓄してあると便利なものであるため、この機会に少しずつローリングストック法を実践してみてはいかがでしょうか。

防災用品の点検は定期的に行おう

本記事では、防災用品点検に関する意識調査についてまとめました。

近年、日本の気象災害や気候変動が目立つようになったことから、年々防災への意識や関心が高まっている傾向にあります。

しかし、70歳代以上の人においては防災用品の備蓄率が高い傾向にありますが、20歳代や30歳代などの若い世代では、備蓄率が低くなっています。

防災用品を備蓄しておけば、災害時だけでなく、自分が病気になった際にも役立つため、準備しておくのが得策と言えます。

本記事で紹介した「ローリングストック法」を実践すれば、気軽に防災用品の備蓄がしやすくなるため、防災用品点検の日を機会に実践してみましょう。

参考資料

太田 彩子