収入の不安定さは感じるも、フリーランスとして今後も働きたい人が約8割

前章では、実際のフリーランスとしての働き方の実態について紹介しました。

「フリーランス=収入が上がる」というイメージが世間では強くなっていますが、実際は収入の少なさ・不安定さに障壁を感じているフリーランスのほうが多いようです。

しかし、「収入が少ない・不安定だから会社員に戻りたい」と思っているフリーランスは少なく、このままフリーランスを継続したいと考えている人のほうが多い傾向にあります。

実際、内閣官房日本経済再生総合事務局のフリーランスの実態調査によると、約8割のフリーランスが「フリーランスとして働き続けたい」と回答しています。

出所:内閣官房日本経済再生総合事務局「フリーランス実態調査結果」

フリーランスは実力次第で収入を伸ばせるため、今後受ける仕事の規模を増やすことで、収入の安定性をはかろうとしているのかもしれません。

また、フリーランスは「働く場所や時間の自由」「好きなことを仕事にする」といった、収入以外の魅力があることから、今後もフリーランスを継続したい人が多いのだとうかがえます。