60歳代で「貯蓄3000万円」を達成する割合は何%か。セカンドライフの様相が変わる日本
公的年金で生活する割合は60歳代で83.9%
Jester-Flim/shutterstock.com
相次ぐ物価高とエネルギー資源の高騰。先が見えにくい世の中が続いています。
総務省が1月27日に公表した「2020年基準消費者物価指数」によると、東京都区部の2023年(令和5年)1月分の総合指数は前年同月比4.4%の上昇となりました。
将来のお金のことを心配するなというには無理がある世情です。
ましてや老後の生活資金となると尚更でしょう。
一昔前に老後の生活資金2000万円問題が取り沙汰されましたが、60歳代で貯蓄3000万円を達成している人は何%ほどなのでしょうか。
また、本記事では、60歳代で3000万円の貯蓄を持つ人々は富裕層と言われる人たちなのか、という点も検証しています。
先行きが見えにくい今こそ、あえてお金のことを考えてみてはいかがでしょうか。
執筆者
LIMO編集部は、経済や投資、資産運用等を中心のテーマとし、金融機関勤務経験者の編集者が中心となって情報発信を行っています。またキャリア、トラベル、SDGs、ショッピング、SNSなどのジャンルで話題となっているニュースの背景も解説しています。当編集部はファンドマネージャーや証券アナリスト、証券会社・メガバンク・信託銀行にて資産運用アドバイザー、調査会社アナリスト、ファッション誌編集長、地方自治体職員等の経験者で構成されています。編集スタッフの金融機関勤務経験年数は延べ49年(589か月)で、メンバーが勤務していた金融機関は、野村證券、三菱UFJモルガン・スタンレー証券、日興証券、三菱UFJ銀行、三井住友信託銀行、日本生命、フィデリティ投信などがある。日本証券アナリスト協会認定アナリスト(CMA)、第一種外務員(証券外務員一種)、FP2級、AFP等の資格保有者が複数在籍。生保関連業務経験者は過去に保険募集人資格を保有。株式会社モニクルリサーチが運営(最新更新日:2024年8月31日)。