寒くなったり、暖かくなったり、だんだんと春の足音が聞こえてきています。

早く暖かくなってくるといいですね。

今回は、あまり考えることがないと思いますが、亡くなった時の遺族の保障についてです。

「亡くなった時は、生命保険に加入しているから安心」といわれる方もいますが、要件によって、生命保険以外に受給できるものが遺族年金なのです。

遺族基礎年金と遺族厚生年金では要件や内容が異なるため、くわしく見ていきましょう。

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1. 遺族年金とは?

一般的に自営業の方などが亡くなったとき、遺族基礎年金を遺族が受け取ることができます。

一方、お勤めしている方は、遺族基礎年金に加え、遺族厚生年金を受け取ることができます。

出所:日本年金機構「遺族年金ガイド令和4年度版」

遺族年金には受給要件があるため、保険料の支払い期間や年齢によって受け取れない場合もありますし、受け取ることができる方も決まっていますので注意が必要です。