フリーランスなどの自由な働き方を選ぶ方も増えているこんにち。一方で、会社員を辞めて独立すると心配なのが「年金」です。

年金保障が手厚い会社員に比べて、フリーランスなどの自営業者が受給できる年金は少なくなります。では、実際にどの程度の年金を受け取れるのでしょうか。

本記事では、60歳~80歳の厚生年金・国民年金の平均月額一覧を紹介します。年金の繰上げ・繰下げ受給についても解説するので、ぜひ参考にしてみてください。

【注目記事】「老後に2000万円必要」はウソ?【役所は教えない】年金だけで暮らしていく方法とは

1. 厚生年金と国民年金の仕組み

自営業者や専業主婦(夫)などは国民年金のみに加入しますが、会社員や公務員などは国民年金に加えて厚生年金にも加入します。

出所:厚生労働省「第04話日本の公的年金「2階建て」」

基本的には、会社員や公務員などは自営業者や専業主婦に比べて受給できる年金が多い傾向にあります。

受給する年金額は、厚生年金は加入期間や年収(上限あり)などにより決まります。