まとめにかえて
60歳代・二人以上世帯で貯蓄3000万円以上を保有する割合は22.8%です。
一方で貯蓄の中央値は810万円、貯蓄ゼロ世帯が約2割と経済格差が激しいことが分かりました。
老後生活では約2000万円不足する可能性があり、不足分は自助努力によって賄う必要があります。
現役時代から資産形成に取り組み、老後に備える必要は高まっているでしょう。ただしリスクがありますし、ご自身に合った運用が大切ですから、まずは情報収集からはじめてみてはいかがでしょうか。
参考資料
- 金融広報中央委員会「家計の金融行動に関する世論調査[二人以上世帯調査](令和4年)各種分類別データ」
- 金融審議会市場ワーキング・グループ報告書 「高齢社会における資産形成・管理」
- 厚生労働省「令和3年簡易生命表の概況」
LIMO編集部