多年草・宿根草

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多年草や宿根草は花後も生育を続ける植物。一年草と同様に、多年草や宿根草に合った環境を整えることも大事ですが、生育期以外の休眠期や苦手な季節をうまく越せるかどうかも、上手に育てるためのポイントとなります。

多くの多年草や宿根草は高温や低温、多湿、乾燥など、生育期と真逆の環境が苦手です。苦手な環境に長期間放置することがないように管理をし、場合によっては何らかの対策が必要になります。

植物の性質によっては、最初から鉢植えにしておいて、適した環境に移動させながら育てることも検討しましょう。地植えにする場合は、季節ごとの日当たりや水はけなど、生育に適した環境かどうかをあらかじめ調べておくのがオススメです。

多年草や宿根草は基本的に植え替えの手間はいりませんが、数年育てると株が大きくなって生育が悪くなる場合があります。株分けや剪定などの世話は適宜おこなうようにしましょう。

一年草・多年草・宿根草「じょうずに育てて、花いっぱいの庭を」

今回は、一年草・多年草・宿根草の違い、育て方のコツについても紹介しました。

植物を上手に育てるには、それぞれの植物の特性を把握しておくことが基本です。自宅の庭が生育環境としてふさわしいかどうかをチェックしてから、植物を購入をするのがベストです。

春のガーデニングシーズンはもうすぐ。花がいっぱいの春の庭でガーデニングを楽しんでくださいね。

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LIMO編集部