ガーデニングをおこなう際に欠かせないのが、植物に関する知識。なかでも分類に関する知識は、覚えておいて損はありません。

育てる植物が一年草、多年草、宿根草、どれに分類されるかを知っておくと、育てる際にとても役に立ちますよ。

そこで今回は、一年草・多年草・宿根草の違い、育て方のコツについても紹介します。さっそくみていきましょう。

一年草・多年草・宿根草の違いとは?

一年草

パンジー IKvyatkovskaya/istockphoto.com

種が発芽して花が咲き、種を作って枯れるまでのサイクルが1年以内の植物のことを一年草といいます。

次々に花を咲かせ、鮮やかで華やかな品種が多いのが特徴です。種を採取すれば、翌シーズンも楽しめます。

多年草

クリスマスローズ Vera_Petrunina/istockphoto.com

花期が終わったあとも、葉や茎を残し、翌シーズンも開花が楽しめる植物のことを多年草といいます。ナチュラルで大人っぽい花を咲かせる品種が多いのが特徴です。

宿根草

多年草のなかで、花期が終わったあとに地上部が枯れて休眠する植物のことを宿根草と呼びます。開花期になると、再び芽を出して花を咲かせるので、間違えて引き抜いてしまわないように注意が必要です。

多年草と宿根草は、花後の生育の違いから分けて表記される場合もありますが、多年草と表記されることもあります。