一般社団法人日本自動車販売協会連合会の「乗用車ブランド通称名別順位」で2022年1~12月18位となったトヨタの「ハリアー(HARRIER)」。
高級クロスオーバーSUVのパイオニアとして人気の高いハリアーは、発売から25周年を迎えました。
2020年にモデルチェンジし、印象的だった鷹のエンブレムからトヨタのエンブレムへと刷新。
新たな一歩を踏み出したハリアーは優れた燃費性能に加え、上品で高級感のある内外装と力強い走行性を兼ね備えています。
国内のSUVでも圧倒的な人気を博し、中古車市場での流通数も多く、新車だけでなく中古車としても人気があるハリアー。25周年を迎えた今もなお人気の理由を初代から振り返り見ていきましょう。
トヨタ「ハリアー」25周年を迎えたいま振り返る初代~4代目の特徴
トヨタのハリアーは25周年を迎えた「高級サルーンの基本性能を備えたラグジュアリーSUV」です。
「高級クロスオーバーSUV」という新ジャンルを開拓し、瞬く間にその人気を確立した初代、さらなるプレステージ性を磨いた2代目、新たな一歩を踏み出した3代目、そして感性価値を追求した4代目と続いています。
それぞれの特徴を見ていきましょう。
トヨタ「ハリアー」の特徴
ハリアーは現行モデルで4代目です。
「高級クロスオーバーSUV」とうジャンルを切り開いた初代(1997年-2003年)ハリアーは、タキシードに身を包んだライオン顔の紳士が登場するCMとともにデビューし、爆発的な人気を呼びました。
「ハリアー3.0」と「ハリアー」の2パターンで発売され、「WILD but FORMAL」をキャッチコピーとして、力強さと高級感を併せ持つSUVとして人気をはくしました。
2代目(2003年-2013年)は初代ハリアーよりサイズが一回り大きく、迫力と力強さが増しました。2代目ハリアーからハイブリッドモデルが誕生し、それまでのハイブリッドの概念を塗り替えました。
また、グレード展開も「G」「Lパッケージ」「プレミアムLパッケージ」「AIRS」と選択の幅が広がりました。
3代目(2013年-2020年)は国内専用モデルとして10年ぶりのフルモデルチェンジとなりました。
日本の道路に合わせてダウンサイズしたものの、人間工学に基づいてパッケージを見直し、室内空間はむしろ広くなりました。
また、サイズダウンに伴い最小回転半径が5.3mとなり取り回し性能が向上し、より街乗りに適した車体へ。
グレード展開は「グランド」「エレガンス」「プレミア」「プレミアム アドバンスドパッケージ」となっています。
4代目(2020年 - )は2020年6月から発売されている現行モデルです。
全高は低く、全長、全幅はともに拡大され、ハリアーの歴史の中でも最大級のサイズ(4740mm×1855mm×1660mm)となっています。
ガソリン、ハイブリッド、PHEVの3展開でグレードは大きく分けて「S」「G」「Z」となっています。
ゴールドの鷹のデザインが印象的だったエンブレムは、トヨタのエンブレムに統一されました。
トヨタ「ハリアー」の価格と燃費は
では、ハリアーの価格や燃費について見ていきましょう。
ハリアーの新車・中古車の価格とは
ハリアーの新車価格帯は312万8000円~620万円(税込み)となっています。
中古車の価格は会社などによっても異なりますが、トヨタの認定中古車では約77~553万円ほどとなっています。
年間維持費には自動車税や自動車保険、燃料代、車検代、タイヤの交換費用、エンジンオイルの交換費用などがかかります。
また、予想だにしない故障が発生し、修理費用が発生する可能性があることも頭に入れておく必要があります。
ハリアーの燃費
ハリアーのカタログ燃費は、ハイブリッド車(2WD)で22.3km/L、ハイブリッド車(4WD)で21.6km/L、ガソリン車(2WD)で15.4km/L、ガソリン車(4WD)で14.7km/Lとなっています(いずれもWLTCモード)。
中古車のメリット・デメリットは?
コロナの感染拡大の影響により半導体が不足したメーカーもあり、生産数にも影響が出ました。
工場出荷時期の目安は車種によっても異なり、たとえばトヨタのアクアは「注文後5カ月程度」、ヤリスは「注文後5~6カ月程度、ハイブリッド車は4カ月程度」となっており、ハリアーの場合は「詳しくは販売店にお問い合わせください」となっています。
そのような中、中古車に視点を当てる方もいるでしょう。
中古車のメリットはなんといっても価格が安いことです。同じ車種やグレードであっても、新車価格と中古車価格には大きな金額差があります。
また、基本的にはすぐに乗りはじめることができるのもメリットと言えます。
反対に中古車のデメリットは品質が一定でないことです。中古車は1台1台、走行距離や装備品、傷等の状態が異なります。
前のオーナーがどのように扱っていたかによって品質がまちまちですので、購入してすぐに故障が発生する確率も新車より高くなるでしょう。
ハリアーが向いている人と向いていない人
ハリアーは長く愛される「高級サルーンの基本性能を備えたラグジュアリーSUV」であり、そのボディや内装には高級感や上品さが漂っています。
街乗りや舗装された道路での走行には向いており、そういったシーンでの車の利用がメインの方にはおすすめです。
オフロードやアウトドア、人をたくさん乗せる予定がある方は、ハリアーだけでなく他のSUVやミニバンをご検討されるのも一つでしょう。
まとめにかえて
初代の発売から25年が過ぎ、今なお進化を続け多くの人に愛されるラグジュアリーSUV「ハリアー」。
新車価格帯は312万8000円~620万円、カタログ燃費は14.7km/L~22.3km/L(WLTCモード)、サイズは4740mm×1855mm×1660mmのスペックで、ボディや内装からは高級感を感じられます。
人気の車種のため中古車市場にもたくさん流通しており、お得に自分好みの1台に出会える可能性もあるでしょう。




