暦の上ではもうすぐ春ですね。新しい季節になると、なにか始めたくなるものです。
この時期に、将来のことを考えるのも大事なことです。
これからの年金と働き方についても確認しておきましょう。
60歳以降、老齢厚生年金を受け取りながら厚生年金に加入して働く場合、給与や過去1年間にもらった賞与(ボーナス)の額に応じて、年金が調整(支給停止)されることがあります。
これを在職老齢年金の支給停止と言います。
老齢厚生年金をもらい始めるまでの、給与支給のみの期間にはまだ考えなくて良いのですが、老齢厚生年金をもらう前には考えてみると良いでしょう。
2022年(令和4年)4月以降は、年齢に関係なく年金額が調整されることとなりました。
また、2023年1月20日には厚生労働省より「2023年度の年金」についての公表があり、この中で在職老齢年金の変更点が言及されています。
合わせて見ていきましょう。