3. まとめにかえて
平均的な年金額14万円の手取りは約12万5000円と、額面の約90%となります。また、国民年金と厚生年金を14万円受け取る人の年収は約450万円でした。
65歳以降の年金は額面ベースで現役時代の40%弱となり、年金だけで生活する難しさが浮かび上がります。
老後は遠い将来のことかもしれませんが、大まかでも老後資金準備の計画や、何歳までどのような雇用形態で働くかなどを考えておきましょう。
参考資料
- 厚生労働省「令和3年度厚生年金保険・国民年金事業の概要」
- 練馬区「国民健康保険料の計算方法(令和4年度)」
- 練馬区「65歳以上の方の介護保険料」
- 国税庁「練馬区「公的年金等の課税関係」
- 日本年金機構「令和4年4月分からの年金額等について」
- 国税庁の令和3年分「民間給与実態統計調査」
松田 聡子