3. 【現実】イマドキ「適齢期男性」の平均年収は?

最後に、現実を確認しましょう。

出所:「令和3年分(2021年)分 民間給与実態統計調査」

国税庁の「令和3年分(2021年)分 民間給与実態統計調査」によると、男性の平均年収は545万円です。

男性の内訳は、年間給与額 400 万円超 500 万円以下の者が 537 万人(同 17.5%)と最も多く、次いで 300 万円超 400 万円以下の者が 517 万人(同 16.9%)となっています。

平均年収は、高い収入帯によって金額が釣り上げられるため545万円となっています。しかし、ボリュームゾーンは年間給与額300万円超~500万円以下ということがわかりました。

また、こちらの平均給与は1年を通じて勤務した給与所得者の平均なので、年齢がさまざまになっています。年齢別の平均年収も同資料で確認してみましょう。

一般的に適齢期と考えられる20~24歳男性の平均給与は287万円、25~29歳男性は404万円、30~34歳男性は472万円、35~39歳男性は533万円です。

平均年収より低いとしても、年齢が若いことが理由となる可能性もあるため、一概に平均年収と比べないことも大切でしょう。