【30歳代】子ども用衣料の支出
30歳代で特徴的なのは、洋服、シャツ・セーター類、下着類などを含む「子ども用衣料にかかる支出」が他の世代よりも多いことです。
子ども用衣料に含まれるのは乳児から小学生までを対象としたもの。つまり世帯内に乳児・幼児・児童がいる割合が多い30歳代で「子ども用衣料」の支出が増える傾向にあるようです。
【40~50歳代】教育関係費の支出
40~50歳代の支出の特徴として顕著なのが「教育関係費」の多さです。
やはり、中・高・大学生と教育費のかかる年代の子どもを持つ40~50歳代は、授業料、教科書・学習参考教材、塾などの補習教育を含む教育費が他世代と比べて特に多いようです。
教育関係費が最も多いのは50~54歳で、1世帯当たり1ヶ月平均3万6856円。仕送り金も同様に50~54歳が最大で、1世帯当たり1ヶ月平均1万9612円でした。
ちなみにこの教育費、年々増加傾向にあることをご存じでしょうか?
文部科学省「私立大学等の令和3年度入学者に係る学生納付金等調査結果について」のデータによると、2021年の私立大学の初年度学生納付金は135万7080円で過去最高を記録しています。
今後ますます教育関係費の支出が増えていくかもしれませんね。