2. 【最新】シングル向け物件はここに注目! 人気ポイント5選

近年人気の高いシングル向けマンション。各デベロッパーが打ち出すシングル向けマンションのコンセプトや人気の高いポイントを紹介します。

自己居住用として購入した物件を、その後賃貸に出したり売却したりする「住んでから投資」を意識するうえでも重要なポイントです。ぜひ一緒に知っておきましょう。

「住んでから投資」について詳しくはこちらの記事を参考にしてください。

2.1 駅近・利便性

シングル向けマンションは、ファミリー向けとは物件に求められる条件が異なり、職場までのアクセスの良さを特に重視する方が多いでしょう。

駅周辺のショッピングセンターなど商業施設が近いことで、日常生活の利便性もアップします。

自分の職場までのアクセスだけでなく、一般的にオフィスが多く集まるエリアへの利便性も同時に考慮して物件選択できるとよいですね。

ファミリー向けと違って広い面積を必要としないシングル向けマンションは、もともと駅近な好立地に建てられるケースが多いですが、利便性の良さはいずれ「住んでから投資」する場合でも重要なポイントになることを覚えておきましょう。

2.2 セキュリティ

近年シングル女性のマンション購入が増えている現状を反映し、高いセキュリティ機能を備えた物件が人気のようです。

センサー付きの鍵で居住階にのみ止まるエレベーター、24時間常駐管理、全出入り口へのセキュリティセンサー、防犯カメラなど億単位の高級分譲マンションと同等のセキュリティを導入する物件も。

特に女性に対して大きなアピールポイントとなり、今後投資用物件として貸し出したり売却したりする際にも有利になるでしょう。

2.3 40m2超え

単身者が求めるマンションの広さはおよそ30~50m2で、いわゆる「コンパクトマンション」といわれる物件が多いといわれています。

ワンルームマンションは20m2程度、ファミリー向けマンションは60m2超えが一般的です。

「コンパクトマンション」はちょうどその中間に位置し、単身者が心地よく住める広さの物件ということになります。

そのなかでも特に住宅ローン控除が適用できる40m2以上のマンション需要が高いでしょう。

これは2021年の税制改正により合計所得金額1000万円以下の人に限り、床面積要件が40m2以上に緩和されたためです。

控除を適用してお得にマンションを手に入れるためにも、ぜひ40m2以上の物件を選びたいですね。

2.4 ホテルライク、高機能設備などの「高級感」

ラグジュアリーなエントランスや天井高が高い室内、大理石張りの玄関といったホテルライクな内装と高級な雰囲気をコンセプトとするコンパクトマンションが多く展開されています。

床暖房、ミストサウナ、ディスポーザー、宅配ボックスが標準設備であるほか、共用部にトランクルームや半個室型のワークスペースなどを備える物件を打ち出すディベロッパーも。

シングルでマンションを購入する人は比較的自己資産が多く、経済事情に余裕のある人も多いです。

賃貸ではなくあえて分譲マンションを選ぶ人の需要を満たすには、高級感のある物件はいずれ売却や投資を考えるうえでもプラスになるでしょう。

2.5 省エネ化

これからのマンションにはエシカル消費やSDGsの視点が重要です。

太陽光発電を導入し共用部分の電力の一部を賄う創エネ、二重窓などの高断熱化、LED照明などの高効率設備など、省エネ機能が豊富なマンションは注目度も高いでしょう。もちろん自分自身にとっても節電・節約になります。

特に若い世代は環境問題や社会貢献の意識が強く、今後ますます不動産にも省エネやSDGsの視点が求められるようになるでしょう。

自分が住んだ数年、数十年後にその物件を投資に回すことを考えると、ぜひ重要視しておきたいポイントです。