iDeCo（個人型確定拠出年金)とは
iDeCoは、自分で掛金を出して運用し、60歳以降に一時金または年金で受け取る制度です。
日本国内に住む原則20歳以上65歳未満（自営業やフリーランス、専業主婦（夫）など、厚生年金に加入していない人は60歳未満）の人が利用できます。
iDeCoの積立額は最低月額5000円から始められ、上限は加入者の職業で違いがあります。
出所：iDeCo公式サイト「iDeCo（イデコ）をはじめるまでの5つのステップ」
たとえば拠出額は、企業年金がない会社員の場合で月額2万3000円、公務員の場合で月額1万2000円、厚生年金に加入していない自営業者やフリーランスの場合で月額6万8000円までです。
iDeCoのメリットは次のとおり、さまざまなものがあります。
- 掛金の全額が所得控除の対象となるので、所得税や住民税が安くなる
- 運用益にかかる税金がゼロになる
- もらうお金が公的年金控除や退職所得控除の対象になり、税金の優遇が受けられる
iDeCoは、原則60歳まで引き出しができない点には注意が必要ですが、その分、確実に老後資金が貯められます。
老後資金の準備に目的を絞るのであれば、iDeCoがおすすめです。
