昨年から物価上昇が続いていますが、給料は上がらず…の状況に、頭を悩ます方が多いのではないでしょうか。
今回は、具体的な事例をもとに「マネー相談」をお届けします。
第3回目の相談者であるアユミさん(仮名)は、40代後半の共働き夫婦です。
お悩みは、長男の進学が急に私立高校に変更となり、マネープランが崩れてしまったこと。
もし、次男も同じことになったら…と焦りを感じていらっしゃいます。これから、学費を貯めるにはどんな方法が効率的か知りたいというご依頼に対して、アドバイスをまとめました。
子どもが想定外の私立に進学!マネープランが崩れたアユミさんの家計状況
アユミさんのご家庭の収支について、おおまかな情報を教えてもらいました。
- 相談者:アユミさん48歳(会社員)
- 家族構成:4人家族
- 夫:50歳 会社員
- 子ども【長男:中学校3年生(私立高校に進学予定)、次男:小学校6年生(公立中学に進学予定、高校は未定)】
年収(手取り)は900万円(約792万円)、月収(手取り)は57万円(約46万円)。またボーナス年間(手取り)は220万円(約178万円)で、現在の普通預金残高は約600万円。
こちら以外に貯蓄や投資の資産はありません。
対して、支出は月間46万円となっているようです。
アユミさんのような場合、ご長男が今後、私立高校に進学した後は、家計における教育費が一気に増えることでしょう。
まずは、どのくらいの費用がかかるか確認してみましょう。