65歳以上も働くと「厚生年金」はいくら増える？在職老齢年金の落とし穴 2022年4月より在職時改定も開始

4. まとめ

60歳以降もそうですが、65歳以上で働いている方は多くいらっしゃいます。給与と年金を受け取ることになるため、一定の金額（月額47万円）を超えると厚生年金の調整があります。

47万円の計算をする場合も、給与と年金月額に加え、過去1年間のボーナスも計算に入ります。

「給与と年金だけでは47万円を超えないのに、なぜ？」と言われる方がいますが、ボーナスを12で割った金額をプラスするとわかりやすいでしょう。

受取額も大事なことですが、金額だけにとらわれず、体調や家族の状況、働き方も重要です。

無理のない生活をすることを考えましょう。

参考資料

• 日本年金機構「在職老齢年金の支給停止の仕組み」
• 日本年金機構「在職老齢年金の計算方法」

香月 和政