要支援・要介護とはどんな状態?

介護保険制度では、介護が必要なレベルに応じて「要支援1・2」「要介護1〜5」の7つの要介護度に区分します。

要支援状態とは 

要支援状態とは「現在は介護の必要はないが、家事や身支度などの日常生活に支援が必要な場面があり、将来的に要介護状態になる恐れがある状態」のことです。

たとえば、食事は1人で食べることができますが、食材の買い物や調理など部分的な支援が必要な状態です。

要介護状態とは

出所:厚生労働省:介護保険制度における要介護認定の仕組み

要介護状態とは「運動機能や思考力、理解力が低下し、日常生活における基本的な動作を自分で行うことが難しく、何らかの介護を必要とする状態」のことです。

たとえば、寝たきりや認知症の進行によって食事や排泄、歩行、衣服の着脱などの一部もしくはすべてに支援や介護を必要とする状態です。